ほすぴタッチ

「ほすぴタッチ」新発売記念対談2

Public Relations Hayakawa Kubota Interview 20210130 2

「ほすぴタッチ」新発売記念対談2

「クラウド」とは? その利点は?

久保田 今日はよろしくお願いします。お忙しいところありがとうございます。

 

 

早川 では先に私に「ほすぴタッチ」について教えてもらえればと思います。

 

 

久保田 今日話題になりますこの「ほすぴタッチ」なんですけれども、先生もご承知のように、医療業界や介護福祉業界、それらの業界では独特な勤務シフトのルールがあります。

 

かつ個々人の勤務の都合、お子さんをお持ちの方とか、それから患者さんをケアする方の性別によって、男性は男性の方に女性は女性の方に、スタッフがどんな資格を持っているのか、それによって担当の仕事が変わったりと、個人の都合からその組織の都合まで、とにかく数々の条件が折り重なって勤務シフトができていると思うんですよ。

 

現場では、従来人間の手によって紙とかExcelによって勤務シフトを作っていました。

 

 

早川 まあ大変ですよ(笑)。

 

 

久保田 そこで多分ね、泣かされてきた人もたくさんいらっしゃると思うんですよ。

 

 

早川 あれは苦しい。色んなことも言われるしね、大変なんですよ。

 

 

久保田 そこで、今回システム化して少しでもそういう負担を軽減しようということで、AI、今話題となっている人工知能とそれから数学の力、数理モデルを使ってクラウド化して、皆さんに簡便に使っていただけるように開発したのが「ほすぴタッチ」なんです。

 

ポイントは従来のパッケージ製品だと、パッケージ側が持っている「ルールの型」というものがあって、割と制限があったんですね。それを病院なり介護施設なりにカスタマイズしようとすると、ご承知のように当然システム開発会社に割と高額なコストを支払わないといけない。

 

早川 高いですね。個別でやらなきゃいけないところもあるけど、ベースの部分はかなり共通しているし、そこまで複雑なプログラムでもないようにも思えちゃうけどね。

 

 

久保田 そういったことをできるだけ排除して、かつ従来の病院内や介護施設・老人ホームの中にサーバーを置くということも、昨今設備投資の面やあるいは緊急時・自然災害とその業務継続の課題から色々と難しくなっていまして、やっぱりコストもかけられない。

 

今の社会のニーズに応えていくにはクラウドタイプで月額一人当たり何百円というようなそのリーズナブルな値段で今日からすぐに導入しようと思ったらできるというようなサービスが必要ではないかと。そういうことで当社ではこの「ほすぴタッチ」を開発して市場に投入したところです。

 

 

早川 今まで必要だなあと思ってきたけど、医療福祉業界はIT関係はなかなか苦手としてきたので、どうしても業者さんの言われるがままに契約したりってのが多かったんですけどね(苦笑)。

 

それに対して、現場のニーズにだんだん合ってきたのかなと思うんですけど、ちょっとそのAIとかクラウドとか、なじみのない話もあるのでその辺を教えてください。

 

 

久保田 まず、現在そのクラウドサービスっていうのが割合マーケットではニーズがありまして。

 

 

早川 例えばどんなクラウドですか。

 

 

久保田 「ほすぴタッチ」は勤務シフトなんですが、例えば経理系であったりとか、人事総務系のサービスもあります。いままさに利用しているこのZOOM(ズーム)もクラウドのサービスですね。ファイル共有サービスも。

 

 

早川 (施設の)中だけで処理するっていうと高くなっちゃうから、インターネット上で処理できるようになったということですね。

 

 

久保田 いまおっしゃられたようにネット上でサービスが完結するのがクラウドの特長です。確かに医療機関であったり官公庁であったり、そういうところではクラウドに対して以前は特にシビアな感覚だったんですね。

 

やはりデータ・個人情報を外部に置くことによってセキュリティー上のトラブルに巻き込まれないのかという懸念がよく言われたんです。

 

しかし、ひとつの転機が3.11東日本大震災なんです。あのとき非常に深刻な映像が流れて、庁舎ごと住民台帳も流されたという事態になってくると、結局あれだけの大規模な自然災害に対抗していこうとするとやっぱりデータは実は遠隔地に置かないことには、事業継続(BCP)の観点にはならないのではないかとクローズアップされてから、かなりクラウドサービスっていうのが注目されるようになりました。

 

あと、コスパ(コストパフォーマンス、費用対効果)の問題ですね。どうしてもそのサーバーを(内部に)導入するとなると機材を買わないといけないし、その機材をメンテナンスもしていかなければならない、相当なコストがかかってきます。なのに、大規模な自然災害時には下手すると機材ごと壊れたり流されたりする可能性が降ってきたときに、クラウドの短所ばかりを責めるんじゃなくて、長所をもっと活かしていこうというふうに最近かなり経営サイドの判断が変わってきたと思いますね。

 

 

早川 (内部の)サーバーだとお金もかかりますし、管理がとても困るから、セキュリティーなど医療関係者が気になることがある程度クリアできたら、確かにそのクラウドっていう形は便利ですよね。